当法人は、今年度、公共施設マネジメントに着手する熊本県産山村への伴走型支援業務として、公共施設カルテ作成と総合管理計画の見直しをお手伝いしています。
先日、キックオフ講座を開催し、FM担当理事の三宅香織が講師として産山村に伺いました。全職員の約半分の方々がご参加くださいました。美しい壮大な阿蘇の麓にある、わずか1,700人くらいの自治体が、どう変化していくべきなのかを考えるために、本格的な行政コストの将来シミュレーションに取り組み、地に足のついた戦略づくりに挑戦します。
施設カルテは、作って満足して終わっている自治体が多いのが現状ですが、実は、そのカルテをしっかり活用することで、何をすべきか、どこが問題なのかを導き出すことができる、行政にとって最強のツールです。今回の講座では、そういった内容をお話しています。
美しい地域と暮らしを残していくために、何ができるのか? 産山村の職員の皆さんと一緒に真剣に考えていきたいと思います。
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