【シェフ】×クリエイティブ
オープンサンドづくりに挑戦!
〇開催日時 2022.10.12(wed) 15:00-18:00
〇プログラム内容
15:00 授業①:「料理人の仕事を知ろう」
Echoes・シェフ 蜂屋 克利 氏
15:45 授業②:「農園の仕事を知ろう」
Candy & Hope 農場長 小地沢 和志 氏
16:00 ワークショップ「オープンサンド」づくり
17:00 試食会
18:00 終了
〇会場 Tateshita Common (宮城県岩沼市)
ー プロの料理人の授業 ー
今回は、小学校2年生から中学校2年生までの5名の子どもたちが参加してくれました!
最初に、料理人である蜂屋シェフの授業からスタート!料理人になったきっかけ、料理にまつわるお仕事について、レストランで料理が出てくるまでのプロセスについて、蜂屋シェフがお店で大事にしていること・・・など、シェフのアタマの中を大解剖!
カフェに来るお客様に、「その日が少しでもその人にとって特別な一日になってくれるような体験」をしてもらいたいという思いのもと、日々料理を作っている蜂屋シェフ。
そんな蜂屋シェフが、お店に置いてある椅子やテーブル、使う食器、照明など一つひとつにこだわりを持って、お客さんが最大限料理を楽しめる環境づくりをしているというお話をうかがって、次からレストランに行ったときに、出来上がった料理だけではなく、そこに至るまで空間やプロセスに目を向けたくなるようなお話でした。
また、世界一のレストラン「noma」に訪れたお話、そこで食した名前のない料理など、普段見聞きしない内容に、子どもたちも興味津々でした!
ー 農園のお仕事とこれからの生き方 ー
宮城県亘理町・仙台市にてお野菜を作っている、小地沢さんのお話。小地沢さんは、なぜ野菜を作っているのか?小さい頃からやりたかったわけではなく、大人になるまでに紆余曲折ありながら、「どうやら作ることが得意そうだな」と感じて、農業を始めたと語る小地沢さん。
「シェフのように、好きなことと得意なことが一致して仕事に結びついている人もいれば、私のように、好きなこととは別に得意なこと、あんまり頑張らなくても難なくできることを仕事にすることもあるよ」というお話には、小地沢さんの色々な生き方があるというメッセージが込められていました。
ー オリジナルのオープンサンドづくりに挑戦! ー
いよいよ実践編!ということで、オープンサンドづくりに挑戦!蜂屋シェフが事前に準備してくれた色とりどりの食材を一つひとつ味見しながら、オープンサンドに盛り付ける食材を決めていきます。
食材は小地沢さんが作ったお野菜をご提供いただきました。小地沢さんが作った紫じゃがいもを、蜂屋シェフがチップスに調理!これは子どもたちに大人気で、味見の手が進みます。
普段身近にある野菜を使っているのに、見たことのない食材を目の前にして、子どもたちも躊躇せず味見をして「美味しい!」と一言。参加してくれた小学2年生の子は、「見た目よりも実際に食べてみないと分からない!」と興奮気味に話します。食べなれていない物を次々と味見する我が子の姿に驚く保護者も!
自分の好きな食材を選び、味や見た目を考えながらオープンサンドを完成させていきます。
ある小学生のお子さんに「どうしてパン全体にソースを塗らないの?」と聞いてみると、「だって全部塗ったらずっと同じ味じゃん!こうやっておあんをかじっていく四隅のところに違うソースを乗せていけば、食べるたびに違う味して楽しいでしょ?」とのお返事。
自分なりにどんな味がするか、どんな盛り付けだと楽しいか考えていること、また子どもの発送の豊かさに脱帽しました!
自ら選んだ食材を盛り付けて作るオープンサンドは、どれも個性あふれる料理になりました!
長時間食材を仕込みつつ、授業を準備してくれた蜂屋シェフ、お野菜を提供してくれた小地沢さん、素晴らしい体験授業をありがとうございました!